激レア「マミズクラゲ」
夏の調査はとにかくしんどい。今年は、カワバタモロコの生息池を月1回定期調査してるので、かなりしんどい。採捕個体全個体の全長測定と体重測定をしてるからなおさらだ。しかもこのカワバタモロコ、モツゴやヌマムツに比べてとにかく跳ねる。その習性を利用してショーをしようかと思うくらい跳ねる。となるとバケツの水深を浅くしての作業なので時間との勝負になる。不謹慎ながらカワバタモロコの採捕数が多いと、…という気持ちになる。
さて、今日の調査予定の最後の池でマミズクラゲを発見した。マミズクラゲは淡水クラゲ目ハナガサクラゲ科に属し、無性生殖するポリプ世代と有性生殖するクラゲ世代をもち、生活史の大部分を1mm 以下のポリプの状態で生活し、クラゲ世代は傘径約 20 ㎜で無色半透明の小型のクラゲ。本会調査でも発見は、超の十乗がつくほど極めて稀。30個体程度視認できた。表層をゆらゆら、いい感じに癒される。調査STAFFにも好評だ。8/2(金)の産総研展示で、披露したいところだが飼養する自信がないため、あきらめることにする。ミジンコを捕食するとのことだが、採集+培養する時間がない。展示前日にも確認できるようなら、そのときに採集しよう。