「絶滅の恐れのある水生生物調査とその保全、保全水路での観察会」が、四国の川を考える会の助成事業に採用されました
本会の「絶滅の恐れのある水生生物調査とその保全、保全水路での観察会」が、四国の川を考える会の助成事業に採用されました。
全国的にも日本産純淡水魚は、水質汚濁や護岸整備などによる環境改変に加えて、オオクチバスやブルーギルなどの外来魚放流により近年著しく減少し、淡水・汽水に生きる魚類の42%が危機的状況にあります。
一方、近年の環境意識の高まりにより淡水魚をはじめとする水生生物にやさしい河川づくりが進められています。河川へ関心を高め、淡水魚が生息しやすい環境の保全・再生、淡水魚や水生生物と身近に親しむことができる社会の実現のためには、一般市民に淡水魚の置かれた状況を広く知って頂くことが必要です。
そのために、県内河川における水生生物の調査、水生生物への負荷を高めない形での観察会を実施し、豊かで潤いのある河川環境の保全と豊かで潤いの河川の創造を担う人材の育成を目指します。