わたしは誰でしょう?

お魚を見るとき、たいていは真横から見ることが多い(?)ですが、視点を変えたらけっこう面白いことに気がつきます、いや面白いと思っているのは筆者だけかもしれませんが、けっこう面白いです。

まずは正面から。

この写真だけで、同定(生物の分類学上の所属、名称を明らかにすること)ができたら、なかなかの達人です。

日本淡水魚は、一般的には熱帯魚よりも、地味で見分けがつかないとの声を多く聞きます。観察会で説明しても、なんとなくは理解して頂けたような雰囲気になるのですが、たいていはあとからこっそり質問されます。

実のところ、似たような外見の魚はこちらも判断に迷います。

今回はモロコ。

自然分布か移入かはさておき、香川には、タモロコ、イトモロコ、スゴモロコ、コウライモロコが分布しています。タモロコは、横から見るとイトモロコ、スゴモロコ、コウライモロコとはだいぶ雰囲気が違うので判別がつきます。

次は、イトモロコ、スゴモロコ、コウライモロコからの同定。上から見ると、ふるい落としにかけることができるので、是非図鑑を片手に挑戦してみてください。

こうしてみると、日本淡水魚はなかなか奥が深く楽しむことができる、と思っているのは筆者だけでしょうか。

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