バス釣り

今時の生徒というとゲームやスマホで遊ぶことが主流になりつつありますが、趣味を釣オオクチバスりとしている生徒も少なくありません。特に手軽に始められ、気軽に出かけられるバス釣りをやったことがある生徒は少なくないのではないのでしょうか。

現在、ブラックバスやブルーギルは外来生物法で特定外来生物に指定されていて、家で飼育したり、野外に放流したりすることは禁止されています。違反すると懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金を払わなければいけません。

オオクチバスが違法放流された池しかし、このルールを知らない生徒も多いです。自転車で移動する学生は「自分たちだけの秘密の場所」をよく知っています。その中には普段人通りの無いような池や河川から侵入する可能性がない池など放流しないとバスが生息できないような池もあります。中には生徒が自分たちでバスを運んで放流していることが疑われる場所もあります。

もちろん、生物が数を減らした原因は環境破壊が大きいことは間違いありません。しかし、場合によっては外来種の放流が最後のとどめとなっている場合もあります。このような事態を避けるためにも外来種問題も含めた環境教育の重要性を改めて感じます。