カエルがピンチ!
筆者の住んでいるまわりではめっきり姿を見なくなりました。特にトノサマガエルは簡単には見つからないカエルです。市街地では田んぼが減り、どんどん新しい宅地ができています。里山の方では、農家の方が高齢になり、放棄される田んぼが増えてきています。放棄された田んぼには、水が張られません。そんな事情で、カエルのおたまじゃくしが棲むところがなくなり、日本在来のカエルが激減しています。とどめが外来種、ウシガエルやオオクチバスが残り少なくなった日本在来のカエルやおたまじゃくしを食べてしまいます。
もし、「まだまだアマガエルやトノサマガエルなんて家の近くにたくさんいるよ」という人がいれば大事にしてください。ひょっとすると近い将来、「そこにしかいない」貴重なカエルになるかもしれません。
香川県では「ダルマガエル」が幻のカエルとなってしまいました。