せせらぎ水路探水会
第1回目のせせらぎ水路探水会、3月1日が初回の予定でしたがコロナ禍のために今日まで延期です。10:00開始の前から網やプラケースを持った親子が集まってきました。
特定外来生物であるカダヤシは公道に持ち出さない、特定希少野生生物であるカワバタモロコを持ち帰らない、魚は丁寧に扱う、マコモなどの植物帯を倒さないなどの周知を行った後、探水会開始。
都市部では魚採りをできる環境もないようで子どもたちは目を輝かせて魚を追っていました。今日、確認できた水生生物は、コイ(飼育型)、ギンブナ、イトモロコ、カワバタモロコ、メダカ、カダヤシ、ドンコ、ミナミヌマエビ、スジエビ、ミズカマキリ、ハイイロゲンゴロウ、アメリカザリガニなどです。
3月から本会と太田中央公園愛護会、香川県立高松桜井高等学校理学部・演劇部が協働して環境整備を行った結果、ごみもかなり減り、開水面が広くなりました。
同時に網をもってせせらぎ水路に生物を捕りに来る親子連れが増え、カダヤシによる被害と相まってメダカが絶滅寸前です。
探水会以外の日に公園内での水生生物の採集はご遠慮ください。メダカが絶滅する恐れがある上に、誤ってカダヤシやカワバタモロコを持ち帰ると100万円以上の罰金刑になります。
次回探水会は8月を予定しています。せせらぎ水路で水生生物の観察を希望する子どもたちは親子でお越し下さい!
本探水会(観察会)は、四国の川を考える会の助成を受けて「絶滅の恐れのある水生生物調査とその保全、保全水路での観察会」として実施しています。