ミドリガメ、ことミシシッピアカミミガメ

カメではたぶんもっとも目にする機会が多いミシシッピアカミミガメ。北米原産、日本だけでなく世界各国に広まっています。日本には1950年代後半から輸入され始めました。

ミシシッピアカミミガメ眼の後ろに赤いすじがあります。幼体は明るい緑色で、背甲に複雑な模様があります。よく日光浴をしています。

ペットとして「ミドリガメ」の名で売られています。日本各地で帰化していて、餌や生息場所を奪い、在来種であるニホンイシガメを追いやっています。

このくせもののミドリガメ、買った頃はかわいいのですが、みるみるうちに大きくなります。性格も荒くなりがちで、あちこちで飼いきれなくなったミドリガメが捨てられています。これが、日本各地で帰化している理由です。

緊急対策外来種であるミドリガメについて、環境省は2020年をめどに輸入を禁止するそうです。
あなたは、さいごまで責任を持って飼いきれますか?

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