せせらぎ水路探水会

せせらぎ水路探水会第2回目のせせらぎ水路探水会でした。今日も朝からよく晴れていて34℃の真夏日でした。9:30までに受け付けたのは親子1組…今回はSTAFFによる清掃活動に専念か!と思いきや続々と参加者が訪れ、総勢約50名での探水会になりました。

まずはコイの減数管理、約10尾のコイ飼育型を上流のたまりに移動しました。上流のたまりは水深が浅く概ね体調20cm超の淡水魚でないとサギに捕食されてしまうようです。加えてアメリカザリガニが定着しているので、コイ飼育型に捕食してもらうことにしました。

感染症対策として参加者を少人数に斑分けした後、上流側から下流側に向けて調査開始です。なかなか生き物は見つからないようでした。原因は、コイ飼育型による捕食と生息圏の攪乱、サギによる捕食による生物相の貧困化のようです。

せせらぎ水路探水会今回の確認魚種は、イトモロコ・カダヤシ・ドンコ・コイ飼育型・ミナミヌマエビでした。水面をよく観察するとミナミメダカも少数ながら泳いでいたようです。前日に確認できたオオシマドジョウとカワムツは採集できず。

探水会後は植生の整備をして、活動終了でした。

まだまだコイ飼育型を減数しないと環境改善と在来種保全にはつながらないようです。

次回開催は、10月10日(土)、受付時間は9:15~9:30、調査時間は9:30~11:00の予定です。

探水会以外の日に公園内での水生生物の採集はご遠慮ください。誤って特定外来生物であるカダヤシや香川県指定希少野生生物(絶滅のおそれがある野生生物)であるカワバタモロコを持ち帰ると100万円以上の罰金刑になります。