せせらぎ水路探水会
11月3日(火祝)は今年最後のせせらぎ水路探水会でした。水温もめっきり下がり、冬の訪れを感じさせます。水路を見てみるとなぜか大きな金魚が2匹ほど泳いでました。前回の探水会では観察されなかったので、ここ1か月の間で棄てられたのでしょうか。まずは金魚の捕獲から作業開始です。飼養個体の悲しさかいとも簡単に捕まえることができました。捕獲した金魚は、高松桜井高校の中庭池に移動しました。
今日は、イトモロコ・ギンブナ・カダヤシ・コイ飼育型とアメリカザリガニを確認しました。上流側には多数の青メダカなどの改良メダカも。参加した子どもたちにおすそ分けです。たぶんメダカ愛好家の方が余剰の個体をせせらぎ水路に放流してるのだと思います。
小学生の男の子は、アメリカザリガニ同志を戦わせることに興味を持ってるようでした。筆者も子どものころには同じことをしてた記憶が甦ります。
このせせらぎ水路にはヤゴがまったくと言っていいほどいません。ギンヤンマなどは飛来してきて繁殖行動も見せるのですが、ヤゴはいません。大量に生息するコイ飼育型の餌食になってるのだと考えれらます。コイがいると水草や水生昆虫が壊滅的な状態になることを参加した親子連れに説明すると驚いてました。コイの弊害は一般市民にはあまり理解されていないようです。
次回の探水会は春先の3月28日(日)9:00~10:00受付になります。みなさまの参加をお待ちしています。