2/10(土)のせせらぎ水路観察会

 約1年半ぶりの観察会。天気は雨時々曇り。水質検査を済ませて、お魚調査に入ろうかと思った瞬間に雨が降り出し、とりあえず先に水辺周りの掃除をすることに。お菓子の袋、マスク、壊れた魚とり網、ボール、犬のうんこなどなど、ゾクゾクと採集した。2週間前に掲示板に貼った観察会の案内は、超強力両面粘着テープで留めたにもかかわらず、どこかに飛んでいったみたいで一般参加者は誰も来ない。気温12.6℃、雨なので当然と言えば当然か。

 今年からカワバタモロコの再生産についての多変量解析に香川大学大学院創発科学研究科角道研究室と取り組む運びになり、調査強度をそろえることに。シーズンによっての使い分けで、1H×5人のたも網調査と20M×3個のもんどり調査の併用だ。今まで主に勘と経験を頼りに再生産に励んでいたレベルを研究レベルへと引き上げたい。今日は、イトモロコ70個体、ミナミメダカ859個体を採集した。計数してリリース。どうやらカダヤシから完全にミナミメダカに置き換わったようだ。カダヤシを駆除したわけでもないので、興味深い現象。今から考えれば、5年前からコマメにデータをとっておけばよかったな。

 次回は3月17日にデータを取る予定だ。