産業技術総合研究所四国センター一般公開 高校生と企業と産総研で絶対楽しい「かがわで絶滅した&絶滅しそうな水辺と水中のいきもの展」は大盛況でした。
小学生やその保護者を対象に、関連機関を巻き込んだAll四国にて科学技術を楽しめる場を創り、体験してもらうことで、自分たちの未来への可能性に気づく機会を提供するこのイベント、高松桜井高校理学部生物班に企画展示の依頼が飛び込んだのはひょんな理由からだった。高松桜井高校企画は、「かがわで絶滅した&絶滅しそうな水辺と水中のいきもの展」、かなり異色。当日は、タガメ成虫や一令虫、マミズクラゲ、ため池や川に棲む魚などたちを12種を展示、タガメやカワバタモロコに関するクイズを出題、理学部の活動を紹介した。9:30~15:30まで客足が途切れることなく、常に人だかりが。クイズには約300名あまりの方にご参加頂いた。マミズクラゲには、みなさん癒されたようです。
アメリカザリガニの理解はほどほど進んでいるらしく「こいつがいると水草がなくなるんやろ」といった声が。同時に「アメリカザリガニ、珍しい」といった反響も。香川の水路は恐ろしいくらいに三面コンクリート化が進み、必要時にしか水を流さない水路が多いため、なにもいない…生き物にやさしくない県No.1といっても過言ではない、と感じている。一方、「まだこんなにお魚がおるんやね」という声も。こういう声を聞くと一定の成果は得られたかな、と思う。支援金はお預かりしてるので持ち出しはほぼないのが救いだった。
お世話になっている機関なので、お声がかかれば来年も企画したいと思う。