2020-02-16 / 最終更新日時 : 2020-02-17 akaza 調査研究 冬は、かたまってます-ドンコ 香川県ではふつうに見られるドンコ。年中を通して動きは緩慢ですが、冬はいっそう緩慢になってます。これ、生きてるの?というくらい。 河川の上流域下部から中流域の淵、湧水や田んぼの用水路や池に生息しています。砂泥底で多く見られ […]
2020-02-14 / 最終更新日時 : 2020-02-13 akaza 保護保全活動 底樋、命をはぐくみます この構造物が何だか分かるでしょうか?ヒントはため池です。 とは言え、平野部のため池で見かけることはほとんどなくなりました。 底樋(そこひ)と呼ばれる、ため池の水を田畑へと流す排水栓です。利用されなくなって湿地化したため池 […]
2020-02-12 / 最終更新日時 : 2020-04-21 akaza アカザ 冬の清流 冬の清流は、一見、何もいないように見えます。夏に水面表層を賑わせていたオイカワやカワムツもなりを潜めます。 でも、ちょっと工夫をして探せば、いろんな生き物が密かに活動しています。 気温は10℃を下回り、水温もかなり低いな […]
2020-02-11 / 最終更新日時 : 2020-03-01 akaza アメリカザリガニ ちょっきん、ちょっきん、生命の循環を断ち切ります-アメリカザリガニ 誰もが知ってるアメリカザリガニ、名前の通りアメリカ合衆国を原産地とするザリガニの一種です。もともとは、ウシガエルのエサとして、1927年に持ち込まれました。その後、養殖池から逃げ出したアメリカザリガニが、日本全国に分布域 […]
2020-02-08 / 最終更新日時 : 2020-03-01 akaza コイ(飼育型) コイに恋する日本人?! 公園の池でも、そこらあたりのため池でも、ドブ川でも、水路でも、よく見かけるコイ。日本で最も多く目にすることができ(いや、ブルーギルかもしれません)、可愛がられている淡水魚です。 とにかく目につき、慣れやすく、いったん慣れ […]
2020-02-07 / 最終更新日時 : 2020-02-29 akaza カジカ 絶滅に一番か二番目に近い魚、顔はいかついけどデリケート-カジカ大卵型 香川県で絶滅に一番か二番に近い魚は、ニッポンバラタナゴでもカワバタモロコでもありません。香川県カテゴリーで絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されているカジカ大卵型です。 整理しておきましょう。環境省レッドリスト2017カテ […]
2020-02-06 / 最終更新日時 : 2020-03-01 akaza タイリクバラタナゴ ここはどこ?わたしはだれ?タイリクバラタナゴの受難 生態系被害防止外来種リストで、総合対策外来種(重点対策外来種)に掲載されるタイリクバラタナゴ。 重点対策外来種とは、国内に定着が確認されている生き物。重点対策種に対しては、大きな被害が予想されるため、各主体における防除や […]
2020-02-05 / 最終更新日時 : 2020-02-29 akaza アカザ とぼけた顔して刺激的-アカザ アカザ(Liobagrus reini)は、ナマズ目アカザ科アカザ属に分類される、日本固有種です。香川県では、アカザシ・アカマンキリとも呼ばれています。 全長8~15㎝、宮城県・秋田県以南の本州、四国、九州に分布します。 […]
2020-02-04 / 最終更新日時 : 2020-02-29 akaza ニッポンバラタナゴ ため池の王女と貴公子-ニッポンバラタナゴ ニッポンバラタナゴは、大阪府、奈良県、香川県と九州中北部のみに分布する日本固有亜種です。 香川県では、山裾のため池といった自然性の高い止水域に生息します。 かつて瀬戸内平野では広く見られましたが、別亜種であるタイリクバラ […]
2020-02-03 / 最終更新日時 : 2020-02-29 akaza 普及啓発活動 「掃除屋」という誤解!オオシマドジョウからの声なきSOS 全長9~13㎝、本州・四国の瀬戸内海周辺を中心に河川の中流域に生息しています。いままでは「シマドジョウ」とみんな同じ仲間にされていましたが、研究が進むにつれて、「ヒガシシマドジョウ」「ニシシマドジョウ」「オオシマドジョウ […]